一般的に「歯ぎしり」と呼ばれるもので、ブラキシズムのうち、最も多くみられる習癖です。上下の歯を強く噛んだ状態で、左右に横滑りさせて擦り合わせる動きのことを言います。睡眠時に起こることが多いのですが、稀に起床時に起こる人もいます。
通常、人間の咬合力は72.9kg程度とされていますが、グラインディング時には293.1kgにまで高まると言われています。ちなみに、ライオンの咬合力は310kg程度、サメは280kg程度、シェパードは200kg程度とされています。このことからも、顎関節にいかに大きな負荷がかかっているかがご理解いただけるかと思います。こうした大きな負荷により、歯の磨耗や不正咬合などが発生する場合もあり、顎の位置がずれて「関節円板前方転位」が起こりやすくなります。